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豆知識
台帳整合性(Ledger Integrity)とは、仕訳帳・試算表・貸借対照表・損益計算書のすべてが数学的に整合していることを保証する仕組みです。一人社長はデータベースレベルで不変条件を強制します。
すべての仕訳は借方合計 = 貸方合計でなければなりません。一人社長のサーバー側はこの条件を Postgres の CHECK 制約とアプリケーション層の 2 段階でチェックします。
-- Postgres側の制約(概略)
CONSTRAINT journal_balanced
CHECK (debit_amount = credit_amount)
確定済み(posted)の仕訳は直接変更できません。修正が必要な場合は「修正仕訳(訂正仕訳)」を起票します。これは電子帳簿保存法の「訂正・削除の履歴保存」要件を満たすためです。
締め済みの会計期間(月次・年次)に遡及して仕訳を追加・変更することは原則できません。必要な場合は管理者権限で期間ロックを解除し、操作後に再ロックします。
提出済み または ロック済み の会計年度では、申告に使った数字を書き換えるのではなく、不変スナップショット として保存し、現在の帳簿との差分を 閲覧専用 で表示します。修正申告では新しいスナップショット行が追加され、元の提出基準は残ります。
詳細: データの出どころ · 外部提出ファイルの取込
以下の整合性チェックが夜間バッチで自動実行されます。
| チェック項目 | 頻度 | 説明 |
|---|---|---|
| 借方貸方バランス | 毎日 | 全仕訳の借方合計 = 貸方合計 |
| 試算表差異 | 毎日 | 仕訳集計 ↔ 試算表残高の差異ゼロ |
| 孤立勘定科目 | 週次 | 仕訳に存在しない勘定科目の検出 |
| 銀行残高照合 | 月次 | 銀行明細残高 ↔ 帳簿残高の一致 |
/tax-compliance → 整合性チェックタブから手動実行できます。
DEBIT_CREDIT_MISMATCH原因: 仕訳の借方合計と貸方合計が一致しない。
対処: 仕訳詳細画面で借方・貸方の金額を確認し、差額分の行を追加または削除してください。
TRIAL_BALANCE_DIFF原因: 試算表の集計値と仕訳帳の合計値に差異がある。
対処:
/check、API: GET /api/integrity/snapshot や findings)で差額と対象勘定科目を特定LOCKED_PERIOD_VIOLATION原因: 締め済み期間の仕訳を変更しようとした。
対処: 設定 → 期間管理でロックを解除してから操作してください。操作後は必ず再ロックしてください。
すべての仕訳操作(作成・確定・修正・無効化)は journal_audit_log テーブルに記録されます。電子帳簿保存法の要件(7 年保存)に従って保管されます。
取消仕訳(status = reversed) は元帳・消費税集計から除外されますが、監査 trail として仕訳帳に残ります。重複銀行取込みの修正時に取消されることがあります。詳細は 重複取込みと取消仕訳の見方 を参照してください。
ログに記録される情報
変更履歴は設定 → 変更履歴から閲覧できます。
| メソッド | パス | 役割 |
|---|---|---|
GET |
/api/integrity/snapshot |
仕訳 / GL / 試算表 / 現金の照合サマリ |
GET |
/api/findings |
統合 findings 一覧 |
画面の入口は /check(旧 /review はここにリダイレクト)。架空の /v1/accounting/integrity は存在しません。
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